箱根ジオパーク

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最乗寺と杉林(さいじょうじとすぎばやし)

~箱根外輪山の裾野に建ち多くの人が信仰~

最乗寺

ジオサイト解説

箱根外輪山の裾野に建ち、600年以上の歴史を持った曹洞宗では福井の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ古刹。「どうりょうさん」と呼ばれて親しまれ、大勢の参詣者が訪れ、境内の荘厳な佇まいが多くの人々を惹き付ける、南足柄市を代表する観光地です。その門前町であったことが、今日の南足柄市発展の基礎となっています。参道や境内には樹齢500年以上の杉の巨木が見られ、杉林は県の天然記念物に指定されています。
参道の杉木立に沿って、二十八宿を表した灯籠が並んでいますが、最初に小田原の講中から寄進された灯籠には、箱根火山起源の石材が使用されています。
また、境内には箱根外輪山の一部である明神ヶ岳への登山口があり、多くの登山者で賑わいます。このルートは、かつて地元農家が農閑期に箱根へ湯治に出かけた道の一つでもあり、当時から箱根とのつながりがあったことが伺えます。
なお、往時の旅行者に愛用された小田原提灯には、大雄山の杉が使われて、箱根越えをする人々の護符としても重宝されました。
Built at the foot of the outer rim of a Mt. Hakone's volcanic crater, is an old historic temple of the Soto sect of Zen Buddhism with a history over 600 years, that is popularly known as "Doryo-san”. Seen along the approach to and grounds of the temple are huge cedar trees more than 500 years old, and this grove of cedar trees has been designated as a prefectural natural monument. Along the cedar-lined approach to the temple, there are stone lanterns which are arranged to represent the twenty-eight solar stages. The stone lanterns were donated by an Odawara religious association, and the stone used is from the Hakone volcanic mountain.

アクセス

大雄山線「大雄山駅」から伊豆箱根バス10分「道了尊」下車
無料駐車場250台