箱根ジオパーク

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全町域が起伏に富んだ複雑な地形をなしており、平たん地はほとんどなく、JR東海道本線を境にして、北部と南部に区分することができます。北部は、小田原市と湯河原町に接し、箱根火山の山麓部であり、主として星ヶ山に源を発する岩沢川に沿う地域です。この北部の高地部分は、一部で石材採掘が行われていますが、そのほとんどは森林に覆われており、約1km2は自然環境保全地域となっています。
魚付き林と漁礁イメージ

魚付き林と漁礁
うおつきりんとぎょしょう

厚い溶岩(真鶴岬溶岩)がつくる真鶴半島には、魚付き林と良好な天然漁礁があります。
三ツ石海岸イメージ

三ツ石海岸
みついしかいがん

外輪山の溶岩流の一部です。関東大震災による海岸隆起で相模湾では、死滅したウメボシイソギンチャクが岩礁に群生しています。
岩地区イメージ

岩地区
いわちく

外輪山の溶岩流、スコリア丘火山の海食、板状節理が観察できます。
貴船神社イメージ

貴船神社
きぶねじんじゃ

元は貴宮(きのみや)大明神と称し、浜に漂着した船中の古仏像を安置したのが創始と伝わっています。毎年7月に海上の安全を祈念して行われる貴船祭は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

しとどの窟イメージ

しとどの窟
しとどのいわや

溶岩海食による洞窟があり、源頼朝が石橋山の戦いに敗れた際、そこに隠れ難を逃れたといわれています。かつては高さ2m、深さ10m以上の大きさでした。
真鶴半島採石場跡イメージ

真鶴半島採石場跡
まなづるはんとうさいせきじょうあと

山側の本小松石や半島側の新小松石は、石材として鎌倉時代から有名で、石材業が発達しました。名称は真鶴小松山から由来しています。
 
 

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