箱根ジオパーク

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夕日の滝(ゆうひのたき)

~断層と侵食がつくった滝~

夕日の滝

ジオサイト解説

箱根外輪山を水源とする内川が、夕日の滝断層の活動により滝となりました。この断層は、箱根火山堆積物と足柄層との境にもなっており、下流の軟質な足柄層群を浸食して滝を形成しました。その落差は20m近くあり、その見事な景観により、夏は涼を求めに家族連れが、厳冬期にはしぶきが氷結する様を撮影しようとカメラマンが訪れます。
また、駐車場付近には金時山登山口があり、足柄層がほぼ垂直になった様子を観察することができます。これはフィリピン海プレートに乗ってきた伊豆地塊が、丹沢地塊との間に形成された足柄層を更に押し上げる圧力により形成されました。
なお、この一帯が金太郎生誕の地という伝説があり、金太郎は夕日の滝で産湯をつかったとされています。近くには金太郎の遊び石(かぶと岩・たいこ岩)と言われる凝灰岩質の巨岩がありますが、これらは金時山を起源とする地層だと考えられており、南足柄市の指定文化財となっています。
The Uchikawa river, which is the water source for the outer rim of the Hakone volcanic crater, then drops sharply along a fault line to create a waterfall. This fault, separates the Hakone volcanic sediment and the Ashigara rock formation. According to Japanese legend, this whole area is said to be the birthplace of folk hero Kintaro, and it is said that Kintaro first bathed in the Yuhi-no-taki Falls. Nearby, there are huge volcanic rocks(Tuff) in the shape of a helmet(Kabuto-iwa) and a drum(taiko-iwa) said to have been Kintaro's play rocks, and it is thought that these were the origin of Mt. Kintokiyama.

アクセス

大雄山線「大雄山駅」から箱根登山バス25分「地蔵堂」下車、徒歩15分