箱根町内にある「自然災害伝承碑」をウェブ地図「地理院地図」で公開しました
過去に発生した津波や洪水、火山災害等の自然災害を風化させず、後世に語り継ぎ、今後の災害に備えるため、箱根町内にある関東大震災やアイオン台風などに関する「(※)自然災害伝承碑」を国土地理院に申請し、ウェブ地図「地理院地図」で公開しました。
今回公開した自然災害伝承碑は箱根町の10基です。今後は、箱根ジオパークエリア内の石碑についても公開していく取り組みを行っていきます。
※「自然災害伝承碑」とは、過去に発生した津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害に係る事柄(災害の様相や被害の状況など)が記載されている石碑やモニュメントのことです。
これらの自然災害伝承碑は、当時の被災状況を伝えるだけでなく、当時の被災場所に建てられていることが多く、伝承碑を地図を通じて伝えることは、地域住民による防災意識の向上に役立つものと期待されます。