箱根ジオパーク

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箱根ジオパーク認定10周年記念講演を開催しました

 令和5年3月12日(日)、神奈川県立生命の星・地球博物館SEISAミュージアムシアターで、箱根ジオパーク認定10周年記念講演を開催しました。


 講演では、箱根ジオパーク認定から携わっていただいている神奈川県立生命の星・地球博物館の平田大二館長が登壇され、「箱根ジオパークの始まりは、箱根火山の地質百選選定がきっかけ。」「ジオパークに認定されている地域も少ない中、申請書の作成は大変だったが、箱根がジオパークになることに高い期待をかけられていた。」と活動開始当初を振り返られました。

 また、再認定審査現地調査員として他ジオパークの審査に携わった経験から、「ジオパークに関わることで地域の良さを見直すきっかけになったとの意見を調査員として聞いた。このような意見は活動の成果としてとても素晴らしい。」と話し、「何のため、誰のためのジオパークかを常に考えることが大切。地域の皆さんが楽しめて、面白いと思える、持続可能な活動を期待する。」と今後の箱根ジオパークに期待することを語りました。


 箱根ジオパーク推進協議会の勝俣会長は挨拶の中で、「大涌谷の噴火などを乗り越え、今もこうして箱根ジオパークが存続していることは皆様の協力あってのもの。それこそが地域が主体であるジオパーク活動そのものであると実感している。これからも地域の皆様とともに持続可能な地域として発展を目指していきたい。」と、これまでの協力への感謝と、今後の抱負を述べました。