【箱根ジオパーク】箱根山噴火から10年を機とした国際シンポジウム開催のお知らせ
2015 年に起きた箱根山の水蒸気噴火から、今年で10年を迎えます。
この噴火は規模が小さかったことや事前に噴火警戒レベルが引き上げられていたことで、人的被害を出さずに済みまし
た。
しかし、国内外多くの火山において、突発的な水蒸気爆発による被害が出るなどの事例が発生しており、現在でも水蒸
気噴火では予測には困難が伴います。
本シンポジウムでは、現在の火山の観測がどのような状況であるのか国内外の事例を紹介するとともに、噴火の予測が
正確に実施できないなかで、どのように地元が火山と向き合っていくのが良いのかを海外の専門家をお招きして講演い
ただきます。
本イベントは、地元研究機関である温地研はじめ、関係機関と協力し、開催するものです。
どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申込みください。
◆◆イベント概要◆◆
国際シンポジウム
【箱根山噴火から10年:水蒸気噴火へ向けた火山の観測研究と情報発信の世界的な進展】
Ten Years Since the Hakone Eruption: Global Advances in volcano monitoring research and communication for Phreatic Eruption
◆日程:12月6日(土) 13:00 受付開始、13:30 開始、15:50 終了
◆会場:神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田 499) SEISA ミュージアムシアター
◆対象:どなたでもご参加いただけます。
◆定員:先着 250 名
◆内容:
国内外における火山の観測や研究に関する現状、火山防災への取り組みです。
海外招待講演者による講演は英語で実施しますが、英語から日本語への同時通訳がつきます。
以下の方々による講演を予定しています。
・Dr. Sally Potter (Canary innovation Ltd., New Zealand)
・Dr. Ya-Chuan Lai (Taiwan Volcano Observatory - Tatun)
・清水洋(文部科学省火山調査研究推進本部、火山調査委員会委員長)
・萬年一剛(神奈川県温泉地学研究所)
◆申込締切:令和7年11月17日(月) 17:00
◆申し込み:神奈川県電子申請システム e-kanagawa にて受付
◆詳細:https://www.onken.odawara.kanagawa.jp/information/20251206symposium.html
◆その他
本イベントと併せ、研究者、火山防災に関わる行政関係者を対象とした国際研究集会を12月5日(金)、6日(土)に
開催します。
詳細はコチラ⇒https://www.onken.odawara.kanagawa.jp/information/20251205ws.html
【国際シンポジウム2025】【チラシ】 (2.2MB)
